12年ぶりの友人と

「私たちって『かけがえのない友達』というよりは『滅多にない友達』って感じだよね」
そんな至言を残してくれた高校時代の友人が四国から遊びに来てくれて、実に12年ぶりの再会。
綺麗になってたけど中身はいい意味で全然変わってなかった! 朗らかで鷹揚としてるけどどこかクール。
そんな彼女と、この週末はあちこち東京見物してきました。


土曜日。築地で卵焼きと海鮮丼食べたあと、ソラマチへ。
ソラマチは4回目ですが、いつもは夕方には帰るので、間近でライトアップしたスカイツリーを見るのは初めてでした。
でも片面しか光ってないびんぼっちゃま状態。点灯しはじめだったから?
 
その後、上野の「ウメ子の家」で飲み会。
「高校時代どんな話してたっけ?」「白雪姫の王子様のキスの吸引力についてとか」
ときめきイベント皆無の残念な青春を過ごしたと思ってましたが、気の合う友達とそれなりに愉快な高校生活を送っていたようです。


日曜はまずうちに来てもらって旦那さんや子供たちを紹介した後、お台場へ。
フジテレビ、デックス、ヴィーナスフォート、東京レジャーランドと回りましたが、レジャーランドでなんか周りに変わった髪色の人が多い、と思っていたら黒バスの黄瀬と緑間のコスプレしてる女子2人組に遭遇! 不意打ちでちょっと興奮しました。そうかそういえばお台場だったw
続いて新大久保のコリアンタウンへ移動。
韓国食品やコスメのお店を覗いたり、ホットクやハッピンスを食べ歩いたり。思ったより規模が大きくて、すごく盛況してました。
きな臭くなってきているアジア関係……ワールドカップ共同開催以来、韓流やK-popの流行で韓国とは親密になってきたと思っていたけれど、あっちには相変わらず根強い反日感情が存在していて、日本にもネットを中心に嫌韓の声が目立ってきて。
そんな世情を目の当たりにすると暗澹とした気分になりますが、それでも文化交流からの相互理解や親近感向上はやっぱり希望の光だと信じたい。


最後は東京駅までお見送り。
「じゃあね、楽しかった」「また会おうね!」と挨拶を交わしてから歩き出し、ふと横を見ると別れたはずの彼女が並行していたので噴きました。
「あそこの階段上るんだよ!」「え、こっちだと思ってた……」別れの余韻を返せww
彼女とはこの12年間ほとんど音信不通状態だったのに、ひとたび会うや全然違和感なく繋がる感じで、うれしかったです。
親密になり過ぎるのが苦手で「仲が良くても『親友』とは違うよね」なんて話していた高校時代。
でも、こういう関係もなんだかんだ言ってもじゅうぶん『かけがえのない』ものなんじゃないかな、と今なら素直に思うのでした。