卒園式

昨日は卒園式。
大雪の体験入園に始まり、特にこの一年は盆踊り会は雷鳴轟く土砂降り、運動会も芋ほり遠足も雨、極めつけは大地震……と、とことん天候に恵まれなかったこの代らしく、最後もきっちり雨でした(笑)
自粛した形で、と言う方針のようで、紅白幕もなく、例年は華やかな袴姿の年長の先生方も全員黒の礼服。保護者も全体的に慎ましやかな服装でした。
(私はむしろいつもよりアクセつけちゃったけど。被災地の方の気持ちを考えるとやるせないけど、いつまでも東京まで暗くなっててもどうかと思う!)
式では、園長先生(高齢)のお話の長いこと長いこと……子ども達が明らかにだれてるのに、同じ話を、しかも要領を得ないで繰り返し。それでも、誰一人しゃべったり席を立ったりしない子ども達の姿に感嘆しました。
胸を打たれたのは、体育の先生の祝辞。
「今、辛い思いをしているお友達がいっぱいいます。みんなは、明るくいてください。みんなを元気にしてください」
子ども達が、希望そのものです。
先生方と子ども達が掛け合いで歌う「思い出のアルバム」は号泣。さらに最強の泣き歌「さよなら僕たちの幼稚園」までくると、私の鼻をすする音がもはや雑音レベルでDVDに録音されてます(爆)


式の後開催される予定だった謝恩会は、中止。
というわけで、卒園式後に先生方への花束・記念品贈呈と退職者の先生発表を組み込むことに変更になったのですが、この花束贈呈でトラブルが。
私は進行役で、一度用意できたと合図があったから先生方を舞台前にお呼びしたのに……花束軍団、こない(汗)
そして廊下からなにやらざわざわと混乱してるような役員達の声。
ギリギリ直前で渡す先生の数や人が変わったり、記念品にわざわざ先生一人一人の名前シール貼ってしまっていたのが原因かと思うのですが、かなり長い間会場をお待たせしてしまって、その間、私は上手いフォローもできず……まさか落語をするわけにもいかないし(苦笑)
申し訳ありません、は言ったけど、もっとしっかり丁寧に、何度も繰り返せばよかったなと反省。保護者からしてみれば長〜い式の後の予定外のイベント、小さい子連れのママ達は相当辛かっただろうし。不機嫌になってる人もいたし、微妙な空気になってたなあ……と、力不足に凹みました。
謝恩会については事前にここまでやるかってくらい何度も集まって丹念に計画してきたのに、結果がこのぐだぐだというのはなんともやるせない……。
ま、仕方ないね! 巻き込んでしまった皆様、これでも精一杯だったので大目に見てください。


最後にそんなことがあったせいか、まだ卒園の実感が湧きません。土曜にお別れ会があって、そこで謝恩会用に練習してきた余興も披露することになって、役員の仕事もまだちょっと残ってるので、それが終われば一区切り、かな。
ちょっと落ち込みがちなので、ブログで吐き出しちゃいました。
こんなこと、小さなことなのにね。
お目汚し失礼!