超近郊レポと、思うこと。

水曜日に予定されていた幼稚園の卒園式が来週に延期になって、今日は久々の自由登園。
ずっと家に籠もりっきりで退屈していた娘は、屋内限定だけど友達と遊べてとても楽しかったようです。
幼稚園でもすでに東京都外へ避難している子がちらほらいて、ママ友達もとても心配している様子。とりわけ、原発放射線の影響を。
西の方からみれば過剰反応と思われるかもしれませんが、今は安全でも、先の見えない現状。子どもほど影響を受けやすいというのが、何より本当に恐ろしい。
薄暗いスーパーに、空きの目立つ陳列棚。(パン、牛乳、お米、ティッシュ、懐中電灯、カセットコンロ、電池、レトルト食品、シリアル、納豆、水、2リットルペットボトル各種。)
繰り返しの余震で、常に揺れているような錯覚。
我が家は外れているけれど、計画停電区域の家庭もあり、尚更不安を煽られることでしょう。
区域外であっても、薄暗く寒い部屋で、目を覆いたくなるニュース映像を延々見続けていると、気が滅入ります。
想像を絶するような辛い思いをされている被災地の方々や、現場で復旧作業に当たっている方々のことを考えると、起こってもいない悲劇に怯えるのは情けない限りだと自責の念も湧きますが…今日ママ友達と話して、怖いのはみんなそうなんだよね、と少し安心もしました。
今回の地震で、影響の程度により度合いは様々だろうけど、きっと、みんな哲学者になってると思います。
人間の社会性。個人と全体。役割と責任。家族。愛。生きるということ。生かされているということ。
考え出すと、きりがありません。
でも、決して楽観視はできないけれど、悲観していても事態は好転しないことは確か。
冷静に信頼できると思う情報を集め、自分ができることをして、日々を営む。
音楽、フィクション、嗜好品といった息抜きもとても大切。娯楽どころではない被災地への後ろめたさはあるけど、こっちが鬱になってても仕方ないから。
主婦で母親という立場を選んだ私に今できることはとても少ないけれど、明るく、できるだけ普通の生活を心がけていきたいです。
とりあえず、節電。そしていつ停電になってもいいように水は水筒に何本も貯めていますが、調理の時はそれを使って、新しい水を入れ替えるようにしてます。そうすれば、水も無駄にならないし。
中止になった謝恩会の返金分は、そのまま日赤に寄付!
焦ってはダメだけれど、どうか一刻も早く、日常が戻りますように。