LiveTour2010『Anoter World』7/3パシフィコ横浜(初日)・後編

***ネタバレ注意***


後編。
龍一ソロは楽器演奏。キャップを後ろに被ってDJっぽい衣装でシンセとギター。彼の自作の曲だったのかな?明るい曲調。
でもって慶太ソロ。ある意味一番の衝撃がここに(笑)
最初は彼が作曲したNow You're goneをグランドピアノで弾き語り・・・感情籠もって普通に上手い。スクリーンにズームアップされた手元に萌えたりしていたのですが、サビ前で突然演奏が途切れ、うな垂れる慶太。沈黙。静寂。長い間。
次の瞬間、会場の誰もが目を疑った!!(バラエティー番組のナレーターの如く)
ひょいと軽やかにピアノの上に立ち上がるや、歌って踊りだす橘慶太24歳。
!!!!!!!!???????
……いや、あの、橘さん……いくらなんでも、それはないんじゃないですかーーー!?
いくら悲痛な表情でムードたっぷりに踊られても、そこ、ピアノの上だから。場所考えようよ!てか誰か止めようよ!
あまりにもシュールな光景に、久しぶりに、笑いすぎて息ができなくなるくらい笑いました。ピアニストが見たら怒るぞ。
途中から、道産子も混ざって、慶太も何事もなかったかのように再び弾き語りに戻る。でも、私の瞼には先ほどの残像が焼きついて、続くSpiralの途中まではまともに聞けませんでした…。
衣装は三人とも灰色基調に。涼平はフードで着崩したこの衣装が一番ツボりました。美しいですリーダー。艶が。童顔なのに艶があるのです。じゅるり。
Everyday。スクリーンに、空を見つめる子ども三人の後頭部。徐々に育っていく鉛筆書きの木のイラストとか、雰囲気的に「みんなのうた」を連想。
慶太の歌い方が、また、とてつもなく繊細で優しい。脳内で「ふつくしい」タグをつけました。(←震えるくらい美しいって感覚。)この曲は、ペンライト振るのも止めて聞き入るファンが多かった。


ダンスコーナー。涼平のブレイキングやロックダンスを存分に堪能。軽やかで、華やかで、素敵。ダンサー達もさすがのカッコよさ!
そして今年もこの曲…w-inds.どんだけキレイだ好きなんだ、ともうツッコむのも飽きました。(←ツッコんでるじゃん)途中、ちょっと龍一のソロダンスっぽいとこがあった気が。
MCでは、オールドスクール久しぶりに踊ったね〜と話してました。
サッカーWCに熱狂したという話題。皆で慶太の家に集まって応援したのだけれど、涼平は15分遅れたとか。というのも「俺のカーナビに慶太の家は存在しませんって出るんだ」。
クリスマスパーティーやった時、体調崩したと偽ってスノボ行ってた龍一君よりは全然まし、とフォローする(?)慶太。居心地悪そうな龍一(笑)
パラグアイ戦の後、岡崎選手とメールのやり取りで「大変だけど、それを乗り越えたら上にいける気がする」というメールをもらって感動した、と熱く語る慶太の横で、それまでだらだらしてたのにオチで一転して「素晴らしい!」と拍手する龍一。調子のいい奴、て感じに二人にツッコまれて、微笑ましい。
上海万博の話、10月16日の中国単独公演決定の報告などをした後、そろそろラストスパート行こうか、と促したら、ファンから「え〜〜」。
龍一「何、物足りない?チケット代、ぼったくりーって?(←言い方がよかった)」
涼平「べつに、トーク増やして、一曲減らすって手はあるけど?(ちょっと黒千葉風味w)」


Truthは、途中のサビを慶太が歌ってからファンに復唱させて、練習してから皆で歌うってシーンが。ここ以外にも、3階2階1階に分かれて順番に煽りを入れる部分があって、場内が沸いてました。
Some Moreもイントロですでに歓声が。アルバム曲の中でも一番好きだったけど、期待に背かないパフォだったかと。
でもって新曲Addicted to Love。このダンス最高。曲も中毒性あります。Bメロからの一糸乱れぬバキバキダンスがたまりません。クライマックスにヒートアップ。
ラストはCAN'T GET BACKでカッコよくもしっとりと。見惚れます、聴き惚れます。


アンコはツアーTで登場。ポップにアレンジされた四季の後、MC。
慶太「涼平くん、何、その夏!て格好」
ツアーTの上に、彼だけ爽やかカラーのチェックシャツを羽織って、頭にはカンカン帽。
涼平「スタイリストさんにキマグレンさんのイメージでって伝えたから」
との言葉を受け、会いたくて〜と慶太が歌いだすも反応の鈍い涼平
慶太「おまえ、実はよく知らないだろ!」
涼平「イメージだけだから。とにかく、今年は夏のイメージで!千葉夏平!」
龍一「じゃ、俺は緒方冬一。慶太は春だね。橘春太」
秋が足りない…となった時。
慶太「4人目は、ファンの皆だね」
涼平「わ、なんかその台詞、慶太っぽい」
慶太「……馬鹿にしてるだろ?」
せっかくうまいことまとめたのに〜(笑)
大好きなParadox、アゲアゲのスパラバで盛り上がって、ダンサー&バンド紹介を挟んで、終演。


全くだれることなく疾走した2時間弱。ダンスナンバーの連続で濃密な演出、スキルアップした三人に見応え&聴き応え抜群。ビジュアルは笑顔満載でキラキラだし歌は聴かせるし振りもいいしMCも勢いあって楽しかったし、かなり満足の初日公演でした。ただピアノは…今後もやるのか?(笑)