シンケンジャー最終幕

終わってしまった…。
戦隊には珍しい、渋いラストだと思いました。シンケンらしいっちゃらしい。
いつもの空間から一人、また一人と消えていき、ガランとした空間に殿とジイのみ残される。
そしてお掃除する黒子で幕、って…寂寥感募る。
銀幕版が弾けたEDだったから、こちらはしみじみ終わらせたのかな。


葛藤も伏線も全て綺麗に回収して、安心して見れる最終幕でした。
一番燃えたのはやっぱり素顔での名乗り。皆ちょーカッコいいよー(ToT)
殺陣もよかったーー特にジイwさすがの貫禄。年季が違う。
ボロボロのシンケンオーの中で感謝の言葉を告げる丈瑠に、千明が目を潤ませて明るく答えるシーンは、ほろりときました。
演技美味くなった!というのは本当に思うけど、それ以上に、あれはきっと千明の中の人の真心が籠もってたのでしょう。
グリーンは過去の台詞も凄く覚えてて、シンケン大好きらしいので…この作品はまず脚本が神でしたが、役者さんも皆ほんっとはまり役で好きな人ばかりでした。これからも全員応援したい。
そして、流ノ介、愛されてるな、と。
細かい作戦の指示を出すサブリーダーぶりもですが、ラスボスの止めをブルーが刺すって!女性レッド以上の掟破りでは?
別れの舞は、シュール!しかも皆、途中で帰るのかよ!
と微妙にウケたのですが、最後に一人無言で去る、て美味しすぎ。なんという特別枠。
ロボ戦の、合体したら強い、じゃなく、逆にどんどん剥がされていって、最後の最後はベーシックなシンケンオーの一太刀で決めるってのも、心憎い演出でした。
フランス行くっていう源ちゃんがイタリア国旗の帽子被ってたのは笑ったw
一年間、完成度の高さが半端なかったと思います。
大好き!がいっぱい詰まった、ツボ満載。ずっと飽きずに楽しませてもらえた、個人的、特撮最高傑作。
スタッフの皆様に、心から、賞賛と感謝!


今日はこの余韻に浸りつつ、午後から家族で舞台観てきます。
まさかの2列目中央(やや流寄りv)。こんな良席、生涯初です…愛が届いた?(笑)
侍達の最後の勇姿を目に焼き付けてきます。