プリキュア映画 〜もふもふ進化論

小万里が「あと何回ねたらプリキュア?」とずっと楽しみにしてた「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪」、今日、幼稚園の仲良しのお友達と一緒に観て来ました。
今までは映画は家族で、が定番だったけど、お友達とだとイベント気分が加わってまた楽しかったです。
プリキュア5の映画の特徴は、映画館の入り口でもらえる「ミラクルライト」を振って、映画の中の呼びかけに応じてプリキュアを応援できること。
ラクルライトを振りたくて、DVDじゃなく映画館まで出向いたといっても過言でないに関わらず、映画序盤で小万里曰く「ライト落とした!」。ひー。
暗闇の中、足元をごそごそやるも見つからず…駄目だぁ、とガックリ諦めて椅子に座ったら私の座席脇に挟まってました。やれやれ。
クライマックスで、一生懸命ライト振る姿が見れて、本当よかったです。


映画の出来は、小さな乙女達のツボをつかんだ、完成度の高いものでした。ベタでいい。むしろベタがいいw(以下ネタバレ有り)
初っ端からココ(イケメンver)が「目が覚めたかい?眠り姫」。とばしてます。
「キスで起こしたほうがよかったかな?ハハハ、冗談だよ」「もう、ココったら〜!」
…子供向けアニメでイチャつかれると、なんかめちゃめちゃ照れてしまうのは私だけなのでしょうか。
後半で、操られたココが、のぞみのキスで我に返る設定。ココが眠り姫かい!
でもこの「逆眠り姫」はとてもプリキュアらしいと思いました。やっぱ眠ってるだけの他人任せなお姫様なんて納得いかない。
プリキュアの男性陣って、サポートはしてくれるけど、戦闘ではてんで頼りにならなくて、ほんと笑っちゃうくらい弱いわけです。一撃でぽん!ともふもふ生物に戻っちゃう。戦闘力が高い男は、いつも敵側。
強い女の子には、自分と同じ強さをもつ男は必要なくて(むしろ障害?)、違う種類の「強さ」を求めてるってことでしょうか。
去年読んだ記事によると(上野千鶴子さんあたりが言っていた気がするのですが)
「今の時代で、自立した女性が理想とするのは、理解があり、ペットのような可愛げをもつ癒しを与えてくれる男性」なのだとか。
イケメンだけど基本役立たず、と言えば「タキシード仮面」を思い出しますが、そこにもふもふ小動物要素も加えたプリキュア5男性陣は、時代の流れに応じた進化系なのだと感心しました。


観てて一番笑ったのは大ボス、ムシバーン(一見ロマンスグレー風)の大人気なさ。
デザート王国女王に失恋した腹いせで国をめちゃくちゃに破壊して、「愛など虚しい。信じぬ」って、ちょwwwwおっさんwwwwww
ちなみにデザート王国に溢れるお菓子は、どれも絶品で食べ放題、しかもいくら食べても太らないそうです。
なにその桃源郷!!のぞみ、ちょっと私と代われ(笑)