ライブツアー2008「Seventh Ave.」7/12パシフィコ横浜(初日)

横浜に出張してきました。ネタバレ有り。
辛口になっちゃうので気を悪くされるかもしれません。OKな方のみどうぞ。
とりあえず、見ドコロは後半!
(毎年のことですがメモは一切とっていないので、記憶が前後していたり思い込み&勘違いもいっぱいありえる旨もご承知の上、ご覧ください)


 Spinning Around
 LOVE IS THE GREATEST THING
 SHINING STAR
 New Day
 RELOADED
 十六夜の月
  MC
 One Love
 Hello
  Dance Bridge
 I'm a Man
 Urban Dance
 Pearl Dance
 ブギウギ66
  MC
 Beautiful Life
 アメあと
 Stay
 TOKYO
 
 (アンコール)
 Winter Story
 Don't Give Up
 蝉時雨

 
OP。模様のある白い丸が三つ、交差しながら動いてる。始まるぞ始まるぞ〜みたいな期待を盛り上げる音楽が流れていたら緑のレーザー光線が現れて、w-inds.の文字をくっきりと描きます。
この時点で会場は大歓声『キャーーー』。あの文字列だけアガるアガる。そうだ、いよいよ今年も始まるw-inds.の夏!!
ぼん、と会場から大きな白い布が三つ、上空に飛び出した…と思ったら一瞬のうちに掃除機に吸い込まれるように布はまた会場にひゅん、と戻っていきます。すごっ。一反木綿みたい!w
ちょっとしたイリュージョンに会場が沸いたところでステージの照明ON。浮かび上がるシルエット。
きたきたきたきたー。ライブ開幕!
「You got me!」
あ…この曲ですか。まあ徐々にテンション上げてく感じも新鮮でいいかも…と思いつつ、ごめん慶太、マイク向けられてもこの曲は辛い…(汗)


三人の衣装はそろってハットに白スーツでキメキメ☆ただ慶太だけなぜかボトムが半端丈…スーツで半端丈だとつんつるてんにしか見えませんorz
ラブグレの歌い出しで、マイクの音が入らない事故発生。ハンカチリレーの後、ダンサーさんが舞台の端から投げたハンカチが、舞台中央にいた龍一の手の中にひゅ〜っと吸い込まれていって、歓声。
ハットをとったのはこの曲?みんな「いいとも」の時と同じ髪型。慶太、ぴったり真ん中わけはやめとこうよ。耳にかけるのも…;;ちょっとアシメにして流すだけで印象全然違うはずなんだけど…。


SHINING STARはイントロでは「なぜわざわざこの選曲?」と疑問だったけど、ダンサーたちがカメラをもってパパラッチに扮し、w-inds.がそれを避けて踊る、という演出でなかなかおもしろかったです。本当のカメラマンがダンサーに混じって、色んな角度からw-inds.をスクリーンに映していたり。
New Dayはダンサーが波をイメージさせるように踊っていたのが印象的。てか、今回、ダンサーが目立ってるなあ…w-inds.ももっとガシガシ踊ってー。
と思っていた矢先のRELOADED。すみません。毒吐きます。この曲、いらなくね?
だってまさかのダンスなし。慶太はスタンドマイク。道産子は…ぶらぶらしてる。(涼平がなんとなくリズムを取ってはいたけれど。)すごい手持ち無沙汰感が(汗)
そして、龍一以外の二人が下がって、叙情的なピアノ演奏を核としたバンドのつなぎ演奏。龍一はギターをセッション。
はてなんの曲だろう…と思いを巡らしているうちに、慶太の第一声「Just for you〜」。十六夜!このアレンジは素敵でした。影を横から当てて、舞台右の壁に歌う慶太のシルエットが照らされてるところは、PVを意識していたのでしょうか。とはいえこの時、龍一はギターだし、涼平は、やっぱり揺れてるくらいで…あうー。ダンス分不足!


ここでMC。今回の第一声は慶太。続いて涼平。龍一はギター片付けてたんで出遅れた模様w
朝から不安で仕方なかったという龍一。そんなこと言われたらこっちも不安になっちゃいます。この日の龍一はなんだか元気ない感じでした…その分MCを慶太が頑張ってた。
ぐだぐだになってきたら、慶太が「相変わらずこんなんですみません」「w-inds.も、のってる時はおもしろいんです!!」。とりあえず一生懸命なとこが見れればファンは嬉しいですよv
しっとり系いきます、と言って始まったのが「One love」「Hello」。よかったのですが、早くダンス観たい〜とうずうずしていたので浸りきれず。
というわけで「Rock it」が流れ出した時はやっときた!とこぶしを握ったわけです。
赤い照明に照らされて、慶太がクランプ…別名「筋肉礼賛ダンス」。でもこの曲はイントロだけで、あっさり他の音楽が流れ出します。Dance bridge突入!
現れたのは涼平。ピンと足の伸びたブレイクダンス。続いて、龍一が流れるようなステップを披露。そしてダンサーさんたちのソロダンスへ。ん?w-inds.あっさり過ぎない?ソロパートではダンサー皆さんの本気が見れます。
Dance bridgeの途中、大きな青い箱かなにかを使った手品っぽいことしてました。涼平が慶太に変わったんだったかな。でも一階席後方の遠目じゃイマイチよく分からないし、ちゃっちく思えました…ううむ。
前半感想、愚痴ってばかりで申し訳ない。今回はこの後からがとても好きでした!!


I'm a Man。先日のイベントでは席が悪すぎて全然見えなかったので演ってくれてラッキーでした。
衣装はw-inds.もダンサーも皆黒で統一。シンプルシックにパフォーマンスを魅せる舞台はツボ。隙の無い振り。歌とダンスが一体になったステージ。そうそう、これを待っていた。やっぱw-inds.は踊ってくれなきゃ!!
Urban Danceも期待通りスタイリッシュ。
そしてPearl Dance。これめっちゃ収録して欲しかったから嬉しいです。できればデジャブもまたいつかライブで…(こそっ)
ブギウギで盛り上がったところで二度目のMC。慶太が織田裕二の物真似を披露した後、ハートエイド四川の宣伝。9月23日に代々木第一で追加公演決定のお知らせ。
ビューライ以降は最高。アメあと大好きだしStay綺麗だしTOKYO完成度高いし。TOKYOの時スクリーンに昔の三人やダンサー&バンドの写真が順番に映されてました。
慶太の声質を堪能するなら、やっぱりこういう素直なJポップが一番綺麗に響くと思います。ダンスにもゾクゾク。大好きなw-inds.ならではのカッコいいステージ。


「ありがとうございました」であっさり退場。アンコールの後、グッズTシャツ姿で登場した三人は「懐かしい曲やります!」
なんとWinter Storyです。まさかこれを生で聴ける日がこようとは!慶太が楽しそうにぴょんぴょん飛び跳ねてるの見たら、私も跳ねざるをえません。サビは会場大合唱。皆、昔の曲好きだね〜。
メンバーはよく歌えるね、と喜んでました。龍一の「ま、一番売れたアルバムですしね」で爆笑。涼平の「新しい曲はかっこよく見せなきゃって思うから緊張するけど、昔の曲は単純に楽しくてアガる」という言葉には納得。アンコは無心に楽しい。
Tシャツのエピソード。龍一曰く、慶太のプリントはベトナムのとき杉さんに教えてもらった流し目。慶太は「別に流し目じゃないだろ」と言いつつ、Vネックは秋川さんを意識したとのこと。涼平は英字に意味があるから調べてみて、と言ってました。
「ドンギバ」の曲紹介の後、Don't Give Up。 涼平が両手を打って煽って、ダンスも楽しくて盛り上がりました。
ラストは蝉時雨…ん?二年前と同じにしちゃうの?今後、変わるのかな…。


総評。毎年初日は公開ゲネプロと言われますが、今年はとりわけ未完成感が強かったです。
慶太は何度か歌詞間違えるし、高音も上がりきらない。道産子のダンスも今ひとついつものキレが無い。音響もひどかった。歌いだしで音が入ってなかったり、コーラスが急に大きくなったり小さすぎて聞こえなかったり変な音の別録りのコーラスが流れたり。
龍一が不安がるのは、練習不足だからではないかと思ってしまいました。RELOADEDがあまりに不自然で、振りが間に合わなかったかと疑うほど。逆にそこをなんとかしてくれれば、前半ダンスが少なめ、という今回のライブ自体の印象も変わったかもしれません。
セットリストは、やって欲しい曲はほぼ聴けたし、後半は練れていてとても好きだったので、ツアーを続けていくうちに、三人の動きも洗練されて、この日の不満点は解消されていくことを期待します。


もう一つ、思ったのは、今回はダンサーが目立っていたと言うこと。
大事なw-inds.crewで、彼らがいないとライブはなりたたないということは承知の上で、w-inds.の見せ場ももっと欲しかったです。当たり前だけど、ファンはw-inds.を観にきたんだから!
TOKYOでダンサーやバンドの写真が映されるのも、悪くないけど、個人的にはそれよりもリアルタイムのステージを映して欲しかった。今回スクリーンはこういう演出にだけ使用されていて、リアルタイムではほとんどまともに映ってなかったのは後部座席組には辛かったです。今年は初日とはいえ会場広かったし、表情は最後まで全然わかりませんでした。(オペラグラスは、視界が限られちゃって好きではないのですが、次からは持っていこうと思います。)


一生懸命やってくれた彼らに申し訳ないのだけど、この日は個人的にはもう一つのライブでした。ま、人間誰しも好不調はありますよね。次、参加予定の武道館では、印象変わりますように。
好き勝手言ってごめんなさいー。