年末年始備忘録

今更感強いですが、一応続きをば。
スリリングな幕開けとなった里帰りでしたが、帰薩後2日目、3日目と連日墓参りでドタバタ。
特に3日目は、墓地が遠くて(車で二時間以上)しかも鹿児島とは思えないほど冷え込んだ一日で、シビアでした。(車に乗っていても暖房はあまり効かないし、底冷えする感じ。)
びゅーびゅー吹き付ける霰混じりの風。ご先祖様、これは何の試練ですか?
ちなみに旦那さんは、道中、私と子ども達が車で待つ間、父の手伝いで、田舎の元旦飾りのために必要な砂を海辺へ取りにいったのですが、雨降る中の砂運び、あまりに寒いし重いしで、防人になった気分だったそうです。…九州くんだりまで連れ出して労働させてごめんよ。


翌日の大晦日に、朝イチの便で広島へ移動。
空港で、雪が降っていて着陸できない可能性もあります、と脅されて冷や冷やしていたのですが、予定通り無事到着。
幸運にも、午後になって激しく降りだした雪に、子ども達大喜びです。
三千里なんて、コートも手袋も靴下さえ無しで雪の中飛び込んでいく始末。
さすがに5分もたたないうちに「おれ、もう無理」と戻ってきましたが(笑)
装備を固めるとまた突撃。二人とも長いこと、何度も遊んでました。
凍える寒さもなんのその。雪には子どもにだけ有効な麻酔成分でも含まれているのでしょうかw
(友人曰く、雪を見てどれだけはしゃげるかが若さのバロメーターだそうです。)
夜は美味しいお酒とお鍋を囲んで、紅白のキッズダンサーに埋もれたw-inds.にちょっとあちゃーと思ったり最後の合唱で三人勢ぞろいでアップで映してもらえてちょっと幸せになったりして、おめでたく年明け。
2日はひねもすのんびりさせてもらいました♪学生時代、上巻を読んだきり機を逃して手付かずでいた「罪と罰」下巻を読破。実に8年越し。
最初200頁くらいまで人物関係がさっぱり把握できず(完全に忘れてました)、それどころか主人公の犯した罪の内容さえあやふやというどーしよーもなさでしたが、終盤に向けてどんどん勢いづいてきて読後感は○。
でも個人的には解説の後についてたドストエフスキーの生涯記が一番面白かった。政治犯として収監されたり、女と博打で何度も身を滅ぼしかけたりと波乱万丈な人生。突っ込みドコロ多かったよ巨匠。
お正月に広島に行くと毎年、旦那さんのお母さんとおばあちゃん(三千里達から見たらおばあちゃんとひいばあちゃん)から、それぞれ、私までお年玉をいただきます。私もこんなおばあちゃんになろう。
3日に新幹線で東京へ帰ってきました。
慌しかったけれど、子ども達も愛情をいっぱい注いでもらって、よき年末年始となりました。


不定期更新のマイペースなブログですが、今年もよろしくお願いします。