離陸時のDEAD OR ALIVE

年末は28日から鹿児島へ。
飛行機の離陸前、シートベルト着用サインの点灯と同時に小万里が
「おしっこ!」
乗る直前にトイレへは一度行っていたにも関わらず、機内の離陸準備の約30分の間にまた溜まってしまった模様。
「あのマークが光ってる間はトイレはいけないんだよ」
と説明しても、我慢できないようで
「トイレ行く!おしっこ!おしっこでるー!!」
声は次第にエスカレートし、ついには大泣きしながら
「おもらししちゃうー」
客室乗務員さんに相談しようとして、席と立とうとすると、すかさず、「お席にお着きください」とアナウンス。
小万里に「やっぱり今は無理だ。あとちょっと頑張って」と説明するも、彼女は激怒し
「おもらしする!おもらしするようー!!」
と私に殴りかかってきます(汗)
あまりに辛そうなので、恥ずかしかったけれど離れたところに座る客室乗務員さんにも聞こえるように大声で
「すみません、おトイレ行っては駄目ですか!?」
(ああ、私は授業中のウッカリ小学一年生かい;;)
乗務員さんは機内電話で機長に連絡を取っていましたが、無常にも、首を横に振りました。
いよいよ「おしっこ」の絶叫も切羽づまって来たので、仕方ない、と小万里を膝に乗せ、
「お母さんの上でおもらししていいよ」と促しましたが、小万里、涙をぼろぼろこぼしながらも
「いや!おもらししない!ぜったい、おもらししない!!」
おお、ギリギリの小万里のプライド。
「おもらししない!おもらしする!おもらしする!
どっちだよ(笑)
「うん、いいよ」
「(殴りかかりながら)おもらししない!おもらしするー!
おもらしするーーー
そうこうしているうちに、ようやく、本当にようやく、着用サインが消灯。
同時に通路側の隣に座っていたおじさんが大急ぎで席を立ち、道を開けてくれました。
私は小万里を抱えてトイレへ猛ダッシュ
なんとかおもらしを免れました。
それ以降の着陸までの1時間は、小万里もご機嫌で、ちょろいものでした。
ただ、いきなりどっと疲れた里帰りとあいなったのでした。続く。