劇場版電王「俺、誕生!」

今年はポケモン映画も観ちゃったし、予算的にどーしよーかなーと迷っていたのですが、とうとう行って来ました、「俺、誕生!」。
(上野のちょっと寂れた映画館で鑑賞してきたのですが、初めての場所だったので最初間違って隣のピンク映画の方入ってしまいました;子連れでなんたる不始末。)


おもしろかったです〜。主要イマジン全員に見せ場があるし、ギャグ満載で戦闘シーンは爽快、最後はちょっとほろりとするとこもありで、私が特撮を好きになった要素が見事に押さえられてました♪拍手!
ちなみに、放映中のTV番組よりちょっと前の話だと分かってなかったらしい息子は、ゼロノスの変身に「最後の一枚つかっちゃった!」と焦っておりましたw
(以下印象に残ったとこだけ。ネタバレ注意)



宝石強盗シーン。「それ囮の偽物。…嘘だよ」ウラ様の美声で滑り出しは絶好調。テンション上がる上がる。
キン→リュウタ→モモと主要イマジン顔見せのOPでまずグッと引き付けられました。
「あんなに一緒に戦ってきたじゃねえか!」モモの悲痛な叫びと、良太郎の思いが滲む「何で忘れてたんだろ」の台詞など、モモ&良太郎好きにはたまらない展開vv
「なんでもないように思える一日も、誰かにとっては大切な時間」
そこで思い出してくれるのが嬉しいですね。
訳の分からない魔物に憑かれて生命の危機にさらされて、受難続きに思える日々も、いつの間にか良太郎にはデンライナーの皆とのかけがえのない時間になってると。
ギャグで一番ヒットしたのは、モモの「変身する時攻撃するのは反則だぞー!」
ジークにいそいそと給仕をするデネブもよかったですwほんっと人がいいにも程があるw
「ああ、お供1か」相変わらず天上天下唯我独尊のジーク、善悪よりも「おもしろいかどうか」が判断基準のリュウタ、諦めずに何度もぶつかっていくキンちゃん…ああ、やっぱ皆光ってました。(ウラは喋るたびに美味しいw)
クライマックスシーンの、全員の決め台詞は、デネブも最後まで言って欲しかったなあ。
「みて、電車よ!」と目を輝かすご両親はさすが愛理さんの…とちょっと笑ってしまいましたが、しんみりと余韻が残る綺麗なラストでした。


同時放映のゲキも、楽しく鑑賞しました。メレの「リオ様〜vv」好き好きパワー爆発で、可愛かった。
ナチュラルに「あ〜んv」てやってたけどあれ、いつもそうなのでしょうか。パクッしてるリオ様が観たかったわw
アクションは、さすがに派手で見応えあり。
リオ様、一緒に戦う理由が獣拳を馬鹿にされたからって…意外と簡単な御方なの?(笑)


2頭身キャラたちが軽いコントを繰り広げる「モモタロスの夏休み」も、猛烈に可愛かったですvあんな不気味な鬼達が可愛く見えるキャラクターマジック。
映画以外では観られなさそうなのでメモ代わりに書いときますが、泳げないモモに、ウラ(なんでカツラつき?)が浮き輪をあげてからかったり、キンが「金槌に勝ちたいんやろ?」と100tハンマーで打ちつけまくったり、リュウタが「イルカさんに教えてもらいなよ」とけしかけてなぜか火の輪くぐりしちゃったり、デネブに「君は泳げる!」と暗示をかけられて飛び込んだけど溺れたり…砂に埋まるモモ、あぶねえと暴れるモモ、助けを呼ぶモモに子ども達はいちいち大ウケ。今日の映画で一番面白かったそうです(笑)
ゲキと電王の間にあって、各イマジンが「次は電王だよ〜」「みてね〜」と口々に言ってる中で、さりげにデネブが「侑斗をよろしく!」とアピールしてたのがツボりましたv


映画館に入った時はお客さん三人だけ(=うちの親子だけ)で「貸切か!」とびびったのですが、上映時間まででぱらぱらと入ってきて、電王スタート時にまた数人きて、結局10人くらい?
ちょっと寂しいなあと思いましたが、静かに観れたし、都内在住の大人ファンには穴場かもしれません。