第二話

  仮面ライダーW-INDS. 第二話 「風と龍


*第一話より更にマニアックになっておりますのでご注意ください。


「慶太、しっかりしろ!」
呆然となった慶太を現実世界に呼び戻したのは、涼平の叫びだった。
「これをつかうんだ!」
渡された変身武器[マイク]を握った途端、慶太の口から謎の言葉がとびだした。
「ちょりーんす!」(懐)
風が巻き起こり、仮面ライダーW-INDS.登場。慶太は戦った経験などないはずなのに、長剣[プロテイン]を自在に操り、ばっさばっさと敵を葬る。必殺技は、[WINNING ELEVEN]!!
あっさりとK○T-TUN敗れる。(ごくせん前だったらしいw)いつのまにかぁややの姿は消えていた。
いったん地下組織に帰る。ちなみに地下組織へは、J-POP cafeで[エクレアとオレンジジュース]を注文すると合言葉(例「Endless」→「moment」、「Foever memories」→「Moon Clock」、「Maybe,Baby」→「Night Fright」等)を囁かれるので、答えられたら店の奥のエレベーターで秘密の地下へ行ける。
VISIONへ戻った慶太にドクター葉山は労いの言葉をかけ、「まずはシャワーでも浴びて、ゆっくり休むんだ」
ここでサービスシーンのシャワータイム突入。(爆) でもアイドルなんでちゃんとぼやかしてくださいネ!!
仮眠から目覚めた後、組織のメンバー紹介。メカニック担当安室&MAX、ナビ国仲涼子etc…(以下VISIONタレントを各自お好きな役に割り振ってください)
戦闘指南チームはDA PUMPと呼ばれる屈強な戦士4人組(しかし約一名訳あって不在中)。
慶太はそれから数日間、彼らからあらゆる戦闘方法を学ぶが、伝説の剣を見つけ出すのに必修といわれる超未来言語[shun語.]の授業にだけはどうしても馴染めない。
ある日、気分転換で外に出た慶太は、腕にフクロウをとまらせた男に出会う。第一印象は最悪で別れるが、翌日VISIONヘ行くと「お…おまえ…!?」「なっ…どうしておまえがここに!!」まさかの再会。彼の名は緒方龍一
彼こそが涼平が見つけてきた第二の戦士なのだという。
早速喧嘩。練習も上手くいかない中再び[蛇needs.]出現の緊急警報。
「こんなやつの力なんて借りなくても、俺一人で十分だ!」と一人で現場に向かう慶太。
龍一「けっ。あとで吠え面かいてもしらねーぞ」ドクター葉山「どうする?涼平涼平「好きにやらせてみたら?」
現場にたどり着いた慶太が対峙したのは、5体のモンスター「荒」とゴスロリ子悪魔二人組、辻&加護。(彼女たちは見てるだけ)
『慶太、荒はリーダーをやつけたら、他の4体も消滅する』
涼平のテレパシーが脳内に響き、「おまえだー!!」慶太は苦戦するも1体を撃破。同時に他4体の姿も揺らぎ消える…かに見えたが。
「ふっふっふ…外れだ」ズバッと背後から致命傷をくらい、倒れこむ慶太。
「くそっ…松潤じゃなかったのか…」(大野君FANの方すみません)
4人にボコボコにされる慶太。「ぐっ…はあっ…」(今日二度目の見せ場です!!)ただし顔だけは唇から血を流す程度で。
と、突然、バババババ…と銃撃。ざっと慶太から退く嵐。
「ざまーねーな」冷静ながら怒りを秘めた一言とともに銃を握った龍一登場。
「てめーら、いい加減にしろ。『弱いものいじめ』は見てて反吐が出るぜ」
この言葉に、動けなくなっていた慶太がピクッと反応。龍一変身。炎が燃え上がり、仮面ライダーDRAGON登場。
龍一は[クラプトン]の銃、[スキューバ]の槍、[フィッシング]の剣、[サブカル]の手裏剣etc…と多彩な攻撃で敵を翻弄。
(こいつ…!!)
龍一の戦いぶりを目の当たりにし、満身創痍で立ち上がろうとする慶太をちらりと見て龍一は一言。「弱い奴は黙ってみてろ」
「ふざけんな!!」
怒りで起き上がった慶太は、龍一の背後から襲い掛かっていたW(辻加護が合体した女吸血鬼)を一閃。
(そんな、とても起き上がれる状態じゃなかったのに…!!)
驚愕する龍一。慶太はその勢いのまま、今度はちゃんとリーダーをしとめ、他3体の荒も消滅。
膝をつく慶太を支える龍一。
(こいつ、口だけじゃねえ…)
内心互いにそんなことを思いつつも、「てめーは攻撃が単調すぎるんだよ」「何っ…!!おまえこそ馬鹿みたいに色んな武器使って、そういうのを器用貧乏って言うんだ」「この野郎…助けてもらってその言い草は何だよ!」
「おまえだって危なかったじゃねーか!」
犬猿の仲は相変わらず。一方、二人の戦いぶりを間近で見ていた涼平は(この二人、意外と面白いじゃん)と一人こっそりとほくそえむのだった。


次回予告。連携の精度を上げるため、という名目で共同生活を命じられた慶太、龍一と涼平(彼は監視役)の三人。
[蛇needs]の出現も頻繁になり公私共に諍いが絶えない日々だが、突然戦闘中の慶太に異変が起こる。一時的に能力が落ちる[変生期]ではないかとドクター葉山はいうが…次回、「風と期の詩」お楽しみに!!



場面場面にスポットを当てて、第一話よりもやや小説風。
書いてる本人は楽しかったですが、ちょっと冗長になっちゃいましたか?
おもしろいと言ってくださった方たちのカキコを読んで、細かい描写があった方が喜ばれるかな、と思いこんな形にしてみました。あらすじだけのがいいでしょうか?


慶太の[プロテイン]に斬られたのは、きっと敵だけじゃないはず(苦笑)
女吸血鬼はマジレンジャーが元ネタです。辻ちゃん加護ちゃんにナイとメアの格好をさせたかった…(可愛い女の子も好きなのです)ナビの国仲涼子ちゃんも単に好みで。
一応次回予告してますが、つまんなくなったら即打ち切りです(笑)
千里先生の次回作にご期待ください!!てな具合で。