お誕生日会

先週は幼稚園で1月生まれのお誕生日会がありました。
祝われる立場として舞台に上がった去年の三千里は、興奮に目をキラキラさせてちょっと誇らしげで可愛さ5割増し。(もうぺか〜っと光る音が聞こえてきそうなほど!)
ホールを一周しての退場時には、中で並んで拍手をしていた年長のお兄さん二人が「三千里!」と声をかけてひょいと手を伸ばし、三千里が笑顔で立て続けにハイタッチ…というなんだかときめくシーンも有りで「うわ〜なんで他のお母さんたちみたいにビデオ持ってこなかったんだ!」とジタバタした教訓を生かし、今年は前日からバッテリーも充電して準備万端、保護者席で待機しておりました。
ところが今年の三千里は出てきた時からしょぼい表情。お名前を言う時も去年のハキハキからは一変して、やる気なさげにボソボソ。どーしたの?と後で聞いたところ、「だって誕生日会って、おもしろくないし」。
一年ですっかり新鮮さも失せてこの体たらく。まだ5歳なのにー。


そんな彼が唯一顔を輝かせたのは、声楽家の方が舞台で歌いだした時。
イントロからこ、これは…と私が硬直した3秒後、予想通り三千里が2m程離れたこちらを振り返って
お母さん、コルダの曲だね!
ぎゃ!恥ずかしー!!
意味分かるのは同類だけだと分かってても恥ずかしい。
先日、幼稚園のお友達と動物園に行った時も、流れてたBGMに反応して同様に「コルダだ!」とはっきり言ってくれてました。音楽に興味を持ってくれるのは嬉しいけど…
この先クラシック聞くたびに微かな緊張を強いられる羽目に!?