金色のコルダ(ゲーム)

深夜アニメをきっかけに気になってた『金色のコルダ』=コーエーネオロマシリーズ第三弾、とうとう手を出しました。(旦那さんの無双シリーズといい、我が家はやたらコーエーに貢いでます。)
いや〜これは傑作ですよ!
絵が綺麗とかキャラが皆魅力的とか重要な美点は多々ありますが、何より未だかつてこんなに育成が楽しい乙女ゲーがあっただろうか、というほどシステムが良く作りこまれてます。
大抵こういうゲームの育成って単純すぎて作業化してしまうのですが、コルダは違う。
ヴァイオリニストの卵である主人公にどんな楽曲を練習させるか、どんな解釈で演奏してどう表現を磨くか等育成パターンも幅があって、その修練度によっても恋愛イベントが多様に変化します。メインの美少年5人オトしたら次は『学プリ』〜♪とか思っていたのですが、とてもやりこみ度が高くてこれだけで当分遊べそう。
また、収録されてる楽曲も多彩で、豆知識講座もありで、ちょっとしたクラシック入門にもなります。


ちなみに私のご贔屓キャラ、アニメの第一印象では、先輩なのにやたらカワイイ元気印の火原先輩(トランペット)でしたが、ゲームをやってから、超負けず嫌いの頼れる同級生、土浦君(ピアノ)に心変わり。声は伊藤健太郎さんv(テイルズ第一作から好きです)
どこに行く時もピアノを背負って、いきなり公園で弾き始めたりする姿は「ライエルかよ!」(by「ハーメルンのバイオリン弾き」)とささやかな笑いをくれますが、ヒロインとのやり取りがいちいち男前でツボりました。
好感度とともにライバル度が上がった時の目線が、対等!って感じで清清しくて心地いい。かと思えば独占欲ちらっと見せたりしておうおう大事にしてくれてるのね〜って(にへら)。
コルダは舞台が現代なためか糖度は低め(その分自然でわりとリアルかも)なのですが、土浦のEDムービーは恥ずかしかった…!
ぎゃー後ろで旦那が見てるのに!!と耐え切れず突っ伏したナイス愛の囁き。照れてるのがいい、照れてるのが!


そんなわけでここ最近は、子ども達が寝た後は毎晩コルダに励む日々を送っておりました。
帰宅した旦那さんは、コントローラーを握る私を見て「またコルってるの?」(妙な造語。「コりたければコれ!」とか、もう「コ」しか残ってない…)
始めて最初の一週間などは、ついつい明け方までプレイする日々が続いた結果(←眠すぎてせっかく見たイベントほとんど覚えてなかったりするのわかっててもやめられない)、ふと出先で鏡を見て仰天。
肌はボロボロ、目の下には隈のやつれ顔!部屋も荒れがちで、ハマればハマる程乙女から遠ざかっていくのに「乙女ゲー」とはこれ如何に!?
ほどほどを肝に銘じつつも、しばらくはコる日々が続く予感。