同釜会in京都

週末の土日、大学時代住んでいた寮の同窓会(通称、同釜会)に出席するため、一家で京都に行ってきました。
(旦那さんも同じ寮出身なのです。)
家賃びっくり月700円のかの古巣は、相変わらずどこからどう見ても廃墟な外観。
でも入り口の窓ガラスは、いつのまにかちゃんと入れられてましたーw
食堂でテーブルを奥半分に寄せて、開いたスペースに畳を敷き詰めて、ところどころに七輪&大鍋(ちょっとその辺じゃ見かけないステンレス製の古いタイプ)という懐かしの寮内コンパスタイル。
現役寮生が寮祭企画の一環として催してくれたこの同窓会。企画者の一人としてお給仕をしてくれたのは、かつて私が住んでいた部屋に、今現在住んでいるという後輩でした。
それがなぜかメイドさんルック。
素晴らしきサービス精神、と感嘆していたら、「欲望を昇華するのにこの衣装は最適だったのです!!」…思いっきり趣味だった!(天晴)
「部屋の血は脈々と受け継がれてるね…」とのお言葉を先輩(K○さん)からいただきましたが、いやーむしろ濃くなってますよ?


友人たちが子どもたちの相手をずーっと引き受けてくれたので(三千里の鬼のようなキック攻撃をくらい続けて向こう脛痣だらけになった君たち、多謝!)、私はとことん身軽に気楽に懐かしい方々(入寮当時から未だに全っ然変わらないK子さんとか…!)や現役生とお話ししつつ、美酒を味わいつくしました♪「この味だよーーー!」という日本酒がいっぱい…至福。
て勿論酒だけ飲みにいったわけでなく。
楽しいことも大変だったことも色々あったあの場所で、(例えばあの寮に住んでいたからこそ経験せざるを得ない問題意識を共有して、)同じ時間を過ごした人たち、もしくは今そんな時間を過ごしている人たち(もちろんその形は大分変わってるんだろうけど)と会って、話をすることは、懐かしさだけでなく、とても刺激を受けるし、気力をもらえました。
時間がないとか嘆いてても仕方ない。時間は作るのだ。緩んでられないぞ。
(…体はすでに効果てき面で緩んでますが。一晩で2キロ…orz)


翌日は太秦映画村にいくぞー!と張り切っていたのですが、昼まで寝すごし、映画村に着いたのは15:17。
入館料一人2200円+「4時で閉村いたします」の張り紙を前にすごすごと敗退し、結局、方向がわりかし一緒の嵐山に足を伸ばしてきました。
紅葉はだいぶ散っちゃってましたが、それでも綺麗だったし、観光地の雰囲気を久々に味わえてとりあえず満足。
旦那さんと出会えた土地で、また一緒に歩けると、なんとなくそれだけでほんわかしてきました。
そして、あの頃より、一緒に歩く人数が二人増えてるんだよなあ、と思うと、不思議な気持ちに。
そういえば私が生まれたところも京都だったし(忘れてたんかい)、京都はいろいろな意味で、私にとって大切な場所です。