流浪の民?

去年の春の引越し以来ずっと悩みの種だったのが、真下の階のおじさんからの「足音がうるさい」というクレーム。
確かに最初は申し訳ないという気持ちもありましたが、うちの子達だってそんなに一日中走り回ってるわけじゃないし、暴れているのを放置しているわけでもないのです。
一日何度も「走っちゃだめ!」「うるさい!」と口をすっぱくして(時にはお尻を叩いて)叱っても、子どもは興奮するとすぐ基本の小走りになってしまうし、じゃれ合って倒れこんだりします。
三千里はさすがに4歳にもなって、理屈も通じるから、足音を立てないようそっと走る妙なやり方(ただこんなんばっかしてると足が遅くなりそう…)もおぼえたけど、小万里はまだまだ赤ちゃんなので、楽しくなるとすぐ言いつけを忘れて走ってしまいます。駄々をこねると足をバタバタさせてしまったり。
やばい、と思って般若の形相で「やめなさい!」と怒ったところで、1分もせずピンポーン。
平謝りのこっちに、躾がなってない、うるさい、いい加減にして、うるさんですよ、親の責任だ、うるさいとグチグチ…。
防音カーペットを敷き詰めて、その上からホットカーペットやラグを重ねても効果はないようで、むしろ文句を言いにくる回数は増す一方。どうやら平日昼も家にいることがあるようで、常に気が抜けません。
もういやだーーー
仕舞いには「訴えてもいい」とか言われて、普通に生活してるだけなんだからこっちが負けることはないと旦那さんは断言しますし、そうだと思うけど、でももうあんな人の相手はしたくない。
絶対、子どもを育てたことがないんです。どうしようもないことなのに。


そんなわけで引越しを考えています。できれば12月中に。
旦那さんは、なんでこっちが大金使って出て行ってやらなきゃならないんだ、と理不尽に憤りつつも、私の苦痛を慮って承諾してくれました。(ありがとう。)
せっかくなら、少しでも積極的引越しにしたいので、今の住居より条件のいいところを探そうとがんばってます。
正確には、今住んでいるところが二人の子持ちで貯金も少ないうちの家族にはちょっと贅沢な物件(山の手線駅のとても近く)なので、交通の便は多少落ちても家賃の安い、でも広さはそんなに変わらない家に住みたい。三千里の幼稚園は変えなくていい(バスが迎えに来てくれる)範囲で。
2万円家賃が安くなれば、引越し費用も2〜3年くらいで取り戻せる算段。


しかし三千里はすでに4度目、小万里も2歳にして2度目の引越し。
子どもの頃は両方とも転勤族だった親二人から生まれた子どもたちもまた、一つの土地に長くは安住できない定めにあるのでしょうか…(やだなあ)