恋する天使アンジェリーク〜心のめざめる時〜(アニメ)

ダメな日記が続きますが(苦笑)
たまたま見つけたこちらの作品。いつの間にかアニメ化してたんだ。
いまやあまり珍しくなくなった乙女ゲー(女性向け恋愛シミュレーションゲーム)のはしりである「アンジェリーク」。
9人の「守護聖」とよばれる男性(絶対顔で選んだだろ?という美形揃い)の力を借りて、宇宙を司る女王をめざす、というのがゲームの表目標ですが、はっきりいって女王になるEDを迎えたらプレイヤー的には大失敗。
女王になるまでの過程で好みの守護聖とお近づきになり、着々と親密度を上げ、期限内にうまいこと両想いになる…というのが真の最終目標です。
いつの時代の少女漫画?な設定や、公平な選抜試験のはずなのに一度仲良くなれば贔屓しまくり私情挟みまくりで援護してくれる大人気ない守護聖たち、いちいち爆笑ものの恥ずかしい口説き文句の数々などツッコミどころ満載で、大学2回生までで3までプレイしました。ツタヤにて実に6年ぶりの再会。


アニメ版は2003年に発売された「アンジェリーク エトワール」が下地になっているようです。
ロザリアの刺さったら痛そうな、ドリルのような巻き髪も懐かしいことこの上ない…。
守護聖たちが、宇宙の危機を救う素質を持つ「伝説のエトワール」を選抜するところから物語はスタート。
様々な星から選ばれた(しかし皆共通語を話す)優秀な美少女100人の中、1人だけダサい格好で帽子に髪をひっつめにしたぐるぐるメガネのとろい少女が混ざってます。もうこいつしかいないじゃん!!
一目瞭然にもかかわらず、守護聖たちは1人1人と面接。
守護聖がアップで映るたびに毎回シャララーンという効果音とともにキラキラと光が飛びます。たまらん。
一方「私が呼ばれるなんて何かの間違いよ!」と会場を飛び出したヒロインは、木の上で昼寝をしていた不良守護聖ゼフェルの落としたリンゴの直撃を受け、それをきっかけに二人は口喧嘩…ちょ、待て!この展開!
アニメ版の相手役はゼフェルなのかね?おっしゃ!※当方ゼフェル担でございます(担とか言うな)
よろけたヒロイン(よく転ぶ)の腕をとっさに掴むゼフェル。弾みでヒロインの帽子とぐるぐるメガネが外れ、長い豊かな髪と可愛らしいお顔(これまたキラキラつき)が覗くという笑撃の出会い編…今時こんなベタなラブストーリーが見れるのはくりぃむナントカとアンジェだけ!!?
(プロモーションムービー→http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/tv/ange/gallery.htm


さすが登場して12年も経ってるだけあって、世界観や各キャラのイメージを崩すことなくごく自然にアニメに移行できておりました。やりたいゲームがまた増えた…。