深いところで眠る記憶

どおも。帰京したとたん中耳炎発症して一週間連日耳鼻科通いの千里です。
来週もまだまだ続きそう…べこっ(凹)
耳は昔から弱いのです。地元の耳鼻科ではかつて先生から「クイーン」の称号をいただきました☆(自慢できない)


昨日は幼稚園のイベントで、送迎は親の自転車。途中の長〜い坂はとても子ども二人乗せてこぎ続けることができず、いつもひいひい言いながら押して上るのですが、その度に以前目撃した自転車4人乗りで駆け上るどこぞのお母さんを思い出して自分に活をいれます。
子どもが前に一人(幼児)、後ろに二人(乳児&幼児)で4人乗り。
リアルで「…!」と呟く日がこようとは思いませんでした(笑)


夕方からは公園へ。
ブランコを、三千里、小万里二人とも押してやらねばならないのが忙しい。
「お母さん、もっと早くして!」
「おかーさん、おり(娘の一人称。本名の一番上の文字が消えてこうなる)も!」
「もっともっとー」」
「おりにもはやくー」
常にどちらかに急かされる状態です@@
また、ブランコで揺られ続けてる子どもたちはいいのですが、押しているだけの私は格好の蚊の餌食。
カブトゼクター型の虫除け器(http://www.bandai.co.jp/releases/J2006053001.html←子どもに買ったのに邪魔だと渡される)をぶら下げていたのですが、噛まれまくりました。
変身できなきゃワーム(害虫)は倒せないようです。


この公園は、去年の3月まで住んでいた家の真ん前にあり、来るのは久々だったのですが、三千里は「覚えてない」とのこと。あんなに遊んだのに。
この子達の記憶に残らない日々を過ごしているんだということを実感して、不思議な気持ちになりました。
ささいなことで大笑いして、全身で怒ったり悔しがったり、日常の新しい発見に興奮する乳幼児期。
たぶん人生で一番色んな人から可愛がられて、愛をめいっぱい浴びるこの時期を忘れてしまうなんて、なんだかもったいない気もします。
…と、ここまで書いて、忘れていくんじゃなくて埋もれていくのかなと思い直しました。
(そんな話も聞いたことがあります。)
生きていくのに必要な新しい情報をすごい速度で取り込んで、処理に精一杯だから、古い記憶はなかなか取り出せなくなってる。
それでも、深いところで確かに皆に愛されたという思い出が眠っていてくれたら、私たちにとってかけがえない日々の記憶が共有できていたとしたら、ちょっと嬉しいな。