のだめ祖母

kekeronoriko2006-08-17


昨日は山の向こうのばあちゃんちに行って来ました。
車で片道45分、くねくねカーブの多い山道はもともと快適なドライブには縁遠いのですが、今回はクーラーが故障していて超シビア!
父「完全に壊れてるわけじゃないんやぞ。こうやって手をかざすとちょっとひんやりするから、手のひらは冷ませるっちゅうわけだ」
私「…で、後部座席はどうしろと?(汗だらだら)」


子どもたちなんて水でもかぶったように頭も服もぐっしょりになった頃、ようやく到着したばあちゃん家。すでに伯母と伯父一家が、玄関先で待っていました。(←入れない。)
生来片づけが苦手で、年をとるごとにその傾向が極端になっていった祖母。
エントロピーの増大にただただ身を委ね続けた5DKの平屋は、誇張でなくベッド以外全て、物で埋まっております。
「前はまだなんとか座るスペースも、探せばあったんだけどな。今は中入っても立って話すしかないのよ。お前たちも行っても仏壇までたどり着けんぞ」
そんな父の脅し文句にわくわくしながらお邪魔したところ、先達の伯父一家のおかげか仏壇までの獣道はちゃんとできてました(笑)
ばあちゃんは掃除する気がおきなくて、でも他人に触られるのは嫌だというので、周りも手の施しようがなく。この先もひたすら物が増え続けるのでしょう…あとはしばらくどんどん高さが増していくのかな。(和室は既に開かずの間に。涙)
あそこで生活できるというのは、親戚七不思議の一つです…。


その後祖母伯母伯父全員でお墓参りや親戚巡り、食事会。
一息つけるようになった途端、小万里は私の一つ年下の従兄弟(イケメン)に一直線に飛びついていって、以降ずっとべったり。ほんっと若いオトコが好きな奴…。
食事の間も男性陣の間ばかりちょこちょこ走り回り笑顔を振りまきまくり…子どもって本能に忠実ですね!?
お店を出る頃、ちょうど夕日が綺麗な時間だったので、急遽海に寄りました。
吹き上げ浜海岸…かの拉致現場でございます;
子どもたちにとっては間近で見る初めての海。
興味深そうに眺め、波にはしゃぎ、砂浜に絵を描き。
拾った貝は、仕事で先に東京に帰ったお父さんへのお土産。


帰りの車で、小万里はこの日二度目のお昼寝(お夕寝?)。枕にしている私の膝は汗でびっちょり。
三千里は飽きもせず戦いごっこを挑んできて、そのエネルギーにうんざりしつつもほとほと感服。
父「世界中の子供に発電装置つけられたら原発いらんのじゃないか」
今年の夏も、皆に会いに来れてよかった。ただ次は、クーラーだけは何とかしてて欲しいけど(苦笑)