兄と妹

三千里「おう、小万里、戦うか?」
小万里「うん!(遊んでもらえる、と嬉しそう)」
三千里「じゃああっちの部屋へ行くぞ(寝室へ移動)」
小万里「うん!(よくわからずひょこひょこついていく)」
   一分後。
小万里「びええええーーん!!(メタボロにやられたらしい)」


それでも懲りずにお兄ちゃんに近づいていって、一日何回も泣かされる妹。
どれだけ痛い目にあっても、お兄ちゃんが好きみたいで、買い物行っても、母親が帰ろうといっても動かないのに、三千里が「帰るよ」と手を引くと、ニコニコして歩いてきます。


三千里から見ると、まだ小万里はちょうどいい暇つぶしの玩具?という疑念もぬぐえませんが、それでも大人の真似っこする小万里を「小万里可愛い〜!」といってくれたりするところを見ると、ちゃんと愛情も感じてるのかなと嬉しくなります。
こないだは絵本を読んであげようとしてました。
ただし彼はまだ
「『か』…『わ』…『い』…『い』……おかあさーん、てに点々って『で』?…『で』………おかあさーん、『し』と小さい『よ』って何?」
といった具合で滑らかに読めないので、三千里がたどたどしく発音する隣で、小万里はずっと不満げに「よんで!はやくよんで!」と叫んでました。報われない兄。


ずっと仲良しでいてね。