ライブツアー「THANKS」初日 in松戸・森のホール

待ちに待ったツアー初日。あのアルバムを引っさげてのライブとなれば期待するなといわれても無理です。
チケが取れただけでも幸運なことはよくわかっておりますが、言わせてください。
w-inds.のライブでこんなに消化不良なのは初めてです!!
前半は個人的には文句なしの出来栄え。これはもう、「唐草の呪い」としか思えません。以降、不満噴出のネタバレレポ。(不快にしてしまったらすみません。)





  OP映像
「Back At One」
「IT'S IN THE STARS」
「Midnight Venus」
  映像A
「TRIAL」
約束のカケラ
  MC1
「Balance」
「風詩」
  映像B
「Hush…!」
「1or8」
「Sup wassup!!」
  MC2
「空から降りてきた白い星」
十六夜の月」
「影法師」
  MC3
「四季」
「キレイだ」
「Long Road」

アンコール
「special thanx!」
SUPER LOVER〜I need you tonight〜
「蝉時雨」


慶太は茶髪でビジュ最強レベルを保ってます。日に焼けて、筋肉まで(!)かっこよく見えました。涼平は金髪(前髪長すぎて初め全然顔見えなかった)、彼も焼けたときいてたけどちゃんと色白に戻ってました。龍一は黒髪にわかめパーマ当てて、半分後ろで結んでおでこ全開。(以降ごめんなさい、ほぼ慶太しか見てません;ありえない近さだったのでひたすら一点集中のガン見です。)
衣装は全5種類。OPから「Midnight Venus」までは黒インナーに金ぴかズボン&ベスト(…と書くとキワモノっぽいですがなかなかイケてました)、
「TRIAL」から「風詩」までは白基調のラフな上下(これも素敵!ステージ衣装っぽくなくてとても似合ってます)、
そして「Hush…!」では黒革のコートに黒の上下。これがもうもう、あまりにかっこよすぎてこの世のものとは思えませんでした!
鋭い眼差しと苦しげな表情。特に唇に手を当ててシーっとする仕草には、友人と手を取り合い二人して呼吸困難に陥りかけました(笑)
慶太は、もろアピールするわけではない、ストイックなフェロモンがありますよね〜メロメロ。
ダンスのツボも相まって、この曲が本ライブ中最高の一曲です。まさかあんな最低男の歌(歌詞が)にここまで心乱されるとは予想外でした。
コートを脱ぎ捨てた「1or8」もそのままアダルトな雰囲気で魅せまくり、「sup wassup!」で盛り上がりはマックス。
この時点では幸せすぎて、夢心地でした。最高!ありがとう!w-inds.大好きだー!!


今回は衣装がすごくいい。やるじゃんスタイリスト山田(さん)!!
と思っていたところMC2の最中、奥から出てきた涼平の姿に愕然。
な、なんだあの奇想天外な白黒は!!!
続いて龍一、そして慶太も同じ唐草模様のジャケットに着替えて登場。
「演歌歌手みたいだよねー」と涼平が言ってましたが本当だよ!!しかも奇抜な衣装で注目を狙うしかない売れない演歌歌手。(頼むから衣装合わせの段階でNG出してほしかった…)
あれはひどいです。過去の名だたる変服群(2ndの赤ラメ、3rdのゴミ袋、4thのチャイナなてんとう虫)と比べてもそのセンスは最低レベル。そして以降、服にひきづられるように、ステージもおかしな方向に…。


次は懐かしいナンバーを、という龍一の言葉の後、照明が落ちて、スクリーンには雪が舞い落ちるような映像が。
え、これはもしや、でも7月よ!?と困惑しつつ始まったのは「空から降りてきた白い星」。激しく謎
十六夜の月」「影法師」この辺はいいです。十六夜のキーはやっぱりしんどいんだよなあ…とか早く衣装変わらないかなあとか考えながらも堪能してました。続いてMC3でグアム写真集の話したりして「なまこを踏んだ慶太のありえないところから出た声が写ってます」「いや声は写らないから!」などというトークを和やかに聞いてたりしたのですが、「ライブもそろそろ終わりになります」という龍一の一言に、場内唖然&ブーイング。当然冗談かと思いましたよ。
だってまだ「Still on the street」も「LIGHT」も「蝉時雨」も聴いてないのに!!(←私的アルバムBest3曲)
いや、これから怒涛で聴かせてくれるのかな、それならちょっと短い気もするけど納得できるよ。sup wassup後の慶太、明らかに顔が疲れて、声も掠れてきてましたし…。
そして始まったのが「四季」。ええ!?好きだけど…大丈夫?そんなにいっぱい歌えますか?
続いて「キレイだ」。いやな予感バリバリで、もう喜んでは聴けません。
んでもって「Long Road」。これはよかったです。CDの頃より歌声に深みが出て、気分はなお沈みつつもちょっと感動。
更に途中からバックダンサーさんたちが各自フラッグを掲げて登場したのに爆笑。
というのもこのフラッグ、ツアーグッズの中で「これだけはいらない!」「なんで未だにバスツアーロゴ!?」と散々友人と笑いものにしていたアレの、でかバージョンだったからです。
やばい、これは売れる…!!とひとしきり大笑いしてましたが、歌が終わると、「バイバーイ」とはけて行ってしまった三人に呆然。えええええ本当にこれで本編終わり!?
いやこうなったらアンコだ、超充実のアンコに期待!!


「慶太!涼平!龍一!」のいつものコールをしていたら、びっくりするほどすんなり三人登場。
「special thanx!」。…オッケー。Still〜は諦めるよ。せめてLIGHTだけは…って!!その次がなぜまたスパラバなんですか!
レゲエバージョンとか別にいいから!飽きたよ!今このライブでやる歌じゃないでしょ!?
そして「もうこれで終わり!」というような念押しトークの後「蝉時雨」。終了ー(ぼーん)



勝手に反省会。
超主観ですが、いらない曲が多すぎました。曲自体はいいんだけど、もっとやるべきなのはいくらでもあったはず。
そして、なぜこんなセトリになったか、の大胆予想ですが、最大の要因は練習不足なのではないかと危惧しています。
今回、全然事前にライブの情報が明かされなくて、不安に思っていたのです。もしかしたら順調にいってないのかな、と。一回目のMCで龍一が「始まる前はどうなることかと思ったけど(始まれば最高!)」と言った時点も、ドキッとしました。(考えすぎ?)
終わってから振り返ると、ダンスの振りは甘いものが多かった気がするし(後半)、舞台も地味でした。
(映像も手間かかってなさそう。)これ以上アルバム曲の練習をする余裕がなかったのでは…と考えずにはいられません。
それではなんでそんなに時間がなかったのか…テレビにも出てないくせに…と思いを巡らせた時、数少ない材料から考えられる要因は一つ。
あれか、グアム!!
そういえばトークでグアムに一週間行っていたと言っていました。長いよ!ツアー前にのんびりしすぎだよ!
こんなことなら熱海でよかったのに!!と歯軋りすることでした。
「撮りおろし写真集 w-inds. in熱海
…枯れてる。でもでもわりと本気で、写真集イラネと恨みつらみでございます。(決め付け)


なまじビジュアルは少年幻想打ち破って「大人になってますますかっこよくなった」と思えるほど花丸だったし、歌唱力の成長やダンスバリエの広がりもちゃんと感じられたので、つくづく悔やまれます。(これを生で観れただけで悔いなし、とファンなら満足するべきかなとも思いますがああそれでも!)
曲を増やせとは言わないので、空から〜とシングル一曲削って、代わりにあの二曲を入れてくれてたら、今とは全然違う感想になっていたんじゃないかと思うのです。だってあの二曲が聴きたかったのですもの!
後半のセトリ、改変してくれないかなあ…。
今夜はあの唐草を夢に見そうです。
ズームインの芸能ニュース、もし映るならどうか「Hush…!」でありますように(祈)