演劇兄妹

娘の口から日に何回も飛び出す言葉「イヤッ」
思うとおりにならなかったその後の行動は二通り。
怒って大泣きして足をバタバタさせるパターンA
「どうして言うとおりにしないのよ、このあたしが言ってるのに!」
思わずそんなアフレコをしてしまう、女王のような自己認識。
よろよろと倒れこむ+「ふええーん」のパターンB
こちらはさしづめ悲劇のヒロインのような立ち居振る舞い。
あたしはなんてかわいそうな女の子なの…」


「どこで覚えたんだ、こいつは…」
パターンBを眺めながら、呆れたように苦笑する旦那さん。
でも三千里もこんな感じでした。
彼もやっぱり、真っ暗な舞台でスポットライトを浴びた絶望する主人公の如く、よろめきながら半身で倒れこんで
「ふええーん」
ママ友に「なんか…演技派だねえ」と爆笑されてました。
もしくはわざわざ寝室に飛び込んで布団に顔をうずめて泣いて、放っておくと泣き止むんだけど、うっかり出てくるより先に様子を見に行ったりすると、その途端また「ふええーん」と思いっきりアピール。
教えた覚えはないんだけど、兄妹そろってこういうところはそっくりです。

小万里の「イヤッ」は、三千里のときは「うじゃいっ」(うるさい)でした、そういえば。
その自己中心ぶりに、旦那さんが『世界の中心で「うじゃいっ」と叫ぶ』とか言ってたのですよ…懐かしい。
三千里は言葉が遅くて、2歳過ぎても「ンドゥン、ンドゥン」(電車の走る音)と「うじゃいっ」と「あい」(笑顔で言えば何でも言うことを聞いてもらえる最強の呪文。要請でなく命令。)しか言えなかったのです。
それが今では何でもしゃべるようになって。昨晩は「お風呂でミニカー」で遊びながら、「スタート台から黄色のミニカー、水のトンネルに入るとなんと緑にー!駆け下りてジャーンプ。おお、元に戻ったぁ!車が変身、お風呂でミニカー。つなげてレールもね」などとCM文句を全部しゃべってました(笑)
聞き分けも相当よくなって、いつのまにか随分お兄ちゃんになったなぁ。(未だにトイレの後、家では自分からパンツとズボン穿かないけど…)


小万里もいつまでもこの状態じゃないんだし、今だけの小万里ちゃん限定バージョンと思って呆れつつ見守りたいです。(あたたかい目〜 byのび太の恐竜←名作)


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