腹が減っては戦が出来ぬ。

マタニティやってて思ったのは、電車やバスに乗っても席を譲ってくれる人がほとんどいないということ。
世間は思いのほか冷たい…。妊婦は安定期でもすでに体は重いし疲れやすく、転んだりしたら一大事なので、見かけたら是非座らせてあげて欲しいものです。
割りにみんな他人に無関心なので、そもそも妊婦ということに気づかないのかもしれません。よくマタニティ雑誌で、「妊婦に見えないマタニティファッション特集」などをしてますが、あれは実践的じゃないです、少なくとも交通機関を利用するときは。オラオラ邪魔だどけどけぃばーろーめ、と念じつつ、ここぞとばかりに腹を突き出して優先席付近をうろうろ。それでも譲ってもらえないときもありますが(涙)

親切なのは、日本人よりむしろ外国の方のほうが多い気がしました。
一度、娘がまだおなかにいる時2歳間近の息子を連れてベビーカーで外出したら、駅のホームから改札に降りるのに長い階段しかなくて、困ったことがありました。
この時、手伝ってくださったのが、6〜8歳くらいの男の子を連れた外国人の男性。
無事改札について、お礼を言った時の、男の子のちょっと誇らしそうな嬉しそうな顔が印象的でした。うん、パパかっこいいね

そんな風に、たまに困ったこともありながらも基本的にお気楽マタニティライフを送っていた私も、いよいよ臨月。
規則的な陣痛が来たのは、普段めったに料理をしない旦那さんが珍しく手料理を用意してくれてる最中でした。
「早く病院行けよ〜あー崩れた!もう!」
と焦ってイライラする旦那さんに「いや。今焼いてるお好み焼きを食べてから」と意地張って、「まだもうちょっと平気だ」と自分をだましだまし食べた広島焼きは、いよいよか、という緊張で正直あまり味わう余裕がありませんでしたが、完食の達成感がありました。
そしてようやく、タクシーで病院へと向かったわけです。

次、お産編。