冬コミ・エヴァQ・ジャズバー体験

12月29日。サークル参加する友達のお手伝いで、ずーっと行ってみたかったコミケに初参加。
文芸ジャンルでの出品ということで、着物にベレー帽かぶって売り子さんしてきました。ぷちコスプレ気分w
国際展示場駅には予定通り着いたけど、ホームから先がすごい人混みでなかなか進まない(汗)
でも、一度波を抜けたら、会場へはサークルパスのチケットがあったのでスムーズに入場できました。
ちなみにもう一人のお手伝いメンバーは友達の友達の元彼女の弟さん……何ゆえ!?と思ったけど、この並ばず優先入場という利点がお目当てだった模様。納得。
文芸エリアはゆったりモードでしたが、漫画等のエリアの方は開場前からすでに分厚い長蛇の列が出来ていて、どこに続いているんだろう?と列の一つの先頭を辿ってみると、なぜか外へと続くシャッターが。
「これ、何に並んでるんですか?」と傍にいた人に尋ねたところ、壁際の大手サークルのお客の列なんだけど、場内では邪魔になるので開場と同時に外に誘導するため、シャッターの前に並んでるらしく。何それすごいww
しかしそれ以上に企業ブースの行列は想像を絶してました。あれ、何時間並ぶんだろう……ディズニーランドも真っ青でした。オタク諸兄の情熱に敬服!
コスプレはまどマギとボカロが多かった気がします。
ろくに事前調査してなかったのですが、中高時代ハマっていた小説の作家本人執筆の外伝を発見して、テンションガン上がりで購入してしまったり。
売り子さんとして座っていた時間は半分足らずで、結局私も遊びまわってました。ゴメン、でも楽しかった!w
余談ですが、鳥取県の人口57万人。コミケ参加者58万人。らしいですww

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子ども達は前日のうちに一足先に広島へ帰郷。ということでお昼過ぎには有明をお暇して、午後からは旦那さんとデートしてきました。
二人で映画とか超久しぶり……そして観たのはエヴァQですがw(以下、ネタバレ注意)



巨人兵怖すぎた。子どもに見せたら確実にトラウマ。特撮で見ることで、シンジうじうじしやがって、と思っていた過去の自分を反省しました。
あんなのと戦う感じなのか。そりゃ逃げたいよねごめんねシンジくん頑張ってたね!!(←調子がいい)
そして本編。オタクのこだわりをひしひしと感じた序盤の戦闘シーンは、しかし私には長すぎた。うっかり寝そうになりました(笑)
相変わらずコミュ不全な人たちだなあシンジ可哀そう……と傍観してたところに麗しのカヲル君登場でぐわっと開く私の瞳孔w
Qはどこまでもカヲル君のためのお話でした。シンジの全てを理解し受け入れ愛するカヲル君。でも彼ではけしてシンジを幸せにできないという。
同化の先にあるのは退廃ということでしょうか。どれほど甘美で蠱惑的でも、それに溺れてしまったら結末は悲劇にしかなり得ない。
もちろん、近しい魂をもつ人との共感や芸術への耽溺から得られる癒しは、確実にシンジを立ち直らせていたし、否定するものではないけれど、そこに閉じこもっちゃ駄目だよ〜と。
それから、カヲル君とのお別れの時、「エンの中でまた会いたいね」みたいなことを言っていて、縁というよりは円、つまりループを暗示してるのかなと予想。
ピアノの連弾の時、どうしたらいい音が出せるかと質問したシンジに、「何度でも繰り返すのさ」と返してたのも、それっぽいし。
しかし、連作だから仕方ないにしても、1本の映画として考えるとストーリーのうねりやカタルシスに欠けた残念な出来だったと思いました。
14年後の発想はなかったけど。アスカ達が外見変わってなかったからだろうな。後になって、マヤさんの「今時の男って」発言に合点がいったし。
コネメガネ(ひどい仇名だ)さんの飄々としたキャラは好きです。

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そんな感想を語り合いつつ、サンシャインでウィンドウショッピングした後、御茶ノ水へ移動。
生演奏を聴かせてくれるというジャズバー「NARU」に入店。最近ジャズが好きなのです。
大人な雰囲気に最初は若干緊張しましたが、すぐ間近で迫力の演奏に触れられて楽しかったです。かなりロック寄りの情熱的なバンドでしたがw
「一曲目、枯葉」……のはずが、激しすぎて原曲の面影なかった。たまにトラペが主旋律紛れ込ませてたくらいで。全然枯れてないって! いや、燃やされてたのか(笑)
ジャズではアルトサックスとピアノ、ベースが好きなのですが、この日はドラムがよかったです。
ジャズドラムって基本控えめな印象だったのですが、主役級に目立ってました。これジャズか!?ってくらい熱かった。
残念だったのはベースがエレキだったこと。ジャズならウッドがいいよー。またそのうちリベンジしたいです。


おまけ。私のお気に入りのジャズ指南書。

知識ゼロからのジャズ入門

知識ゼロからのジャズ入門

色んなアーティストが表現豊かに解説されて読むだけでも楽しいし、紹介されてるCDも当たりが多い☆
付属CD収録の「ディア・オールド・ストックホルム」もかなりツボ!
ケニー・バレルのギターとポール・チェンバースのベースの魅惑の絡み合いに悶絶します。音が動き回るジャズのウォーキングベース、好き。