シンケンジャー銀幕版/仮面ライダーディケイド

シンケンジャー銀幕版『天下分け目の戦』見て参りました!
世間では同時上映のオールライダーの方ばかり話題になってて、シンケンジャーはおまけ扱い。
私みたいにシンケン目当ての客だって少なくないはずだぞ〜と不満に思ってましたが…この短さじゃ無理ないか。
戦隊モノは短いとわかっていたのに、それでも終わった時はちょっと拍子抜け。子どもたちも「もう終わり?」と目を丸くしてました。
3D制作の予算の関係だったにしても、神脚本のシンケンで上映時間歴代最短(20分!)はあまりに惜しい。普通に2Dでいいから30分堪能したかったです…。
とはいえ、短いなりには、よくまとまってました。
流とことはのコンビネーションボケは笑ったし、コミカルとシンケンの両立はさすがの職人技。
戦国の合戦を意識した大掛かりな戦闘シーンは映画ならではの迫力で(騎馬戦だと千明の槍が趙雲みたいでカッコよかった!)新武器も個性的w
EDもおもしろくて、DVDになったら何度も止めてじっくりチェックしたい出来でした。源ちゃんの「6つ!6つ!」可愛かった。
(あと、「みんなで歌おう!」で、娘がちゃんと一緒に歌ってたのに和みました。)


ライダーの方は、ストーリーはいつものディケイド規格。ディケイド、コンセプトは最高なのにな〜(自分の世界以外ではカメラで撮ってもピンボケするとか、惹かれる細かい設定もところどころあるのですが。)愛も友情も正義も、この描かれ方だと白けちゃう。
ガクトが出てましたが、今ひとつ何者かわからず。とりあえず、陶酔できそうな「カッコいい」台詞を決めてました。うん、あれはらしくてよかったw
士の悪の総帥姿があまりに似合いすぎw 新ライダー異常に強すぎw
終わりの方で、壁にめり込んだ1人の敵を、ライダー26人で一度にキックする場面は、リンチにしか思えず噴き出しました。
多分ディケイドは、本筋云々より、全ライダーの戦闘スタイルを比べて楽しむものなのかな。
最強厨の息子は楽しかったようで、帰ってからもずっと戦いごっこをやって大変でした(苦笑)