WORKS BEST

Disc1が28作品のPVベスト版、Disc2が2008年12月に行われた限定クリスマスライブを収録した二枚組。
というわけでまずは即行でDisc2観ました。
う〜ん…いいねえ…
小さいけど上質で濃厚な、チョコレートケーキみたい。甘いけどほろ苦く、洋酒のきいてるスクウェアの。美味です。
舞台装置は特に何もなくて、衣装も黒いスーツに赤い小物でアクセントをつけた一種類。
歌とダンスのみで、一曲一曲でがらりと違う世界を表現してみせて、そのどれもが完成度高い。


CAN'T GET BACKのサビの部分、伸ばさず、音を下にずらすフェイクに(レコ大のアメあとでもやってましたね)。「ハッ」とか「ホゥッ」よりいいと思いますw
YES or NO、これこそマルチアングルほしい!振りがとても細かくて、メリハリがあって、すごくカッコいいです。
ジャッジャッ、ジャッジャッのリズムとダンスの一つ一つの動きが絶妙にマッチしてて、目が離せない。MCで龍一が「脇腹が…」と言ってましたが、確かに運動量もいつも以上にすごそうだw
この曲やアメあと、Tokyoでもところどころフェイクを挿入。ちょこちょこ入ってると味が出て上手く聞こえてよいですが、あんまり多用しちゃうとうるさくなりそうですね。これくらいはちょうどいい感じ。
空から降りてきた白い星…歌うたびに上手くなる。三月に入っても雪が降るくらい東京はまだまだ寒くてげんなりしてましたが、季節感ある中でこの歌が聞けたので、今日はむしろよかったと思いました(笑)
声に重みというか厚みが出てきたから、歌世界もスケールが大きくなって、のみ込まれます。声変わりとかそんなもんだけじゃなく、慶太の人生経験(具体的なものではなく)や人間の幅みたいなものが如実に反映されてるんだと思います。
最後の即興のファルセットも、綺麗。2006夏ほどは上がってないけど、調子が出ないなら無理に出すことはないし。ダンスの変更等は特にないようですが、情感たっぷりで、満足度の高いステージです。
最後はEverydayでしっとりまとめて。
文句のつけどころのないクリスマスライブでした。…あえてつけるとしたら慶太のつんつるてんのスーツくらいのものかとw
(なんかハイブランドのメンズファッションショーであーゆーつんつるてんが流行ってるそうです…枠にはまった「紳士」を皮肉ってなんたらかんたらとか記事にありましたが、ゲージュツって大変ですねww)


ベスト集も楽しみです。2巻まではビデオしか持ってなかったから、ちょうどよかった。
「四季」「try your emotion」「キレイだ」等お気に入りPVの監督の宮坂まゆみさん、「ageha」以来ご無沙汰なんですね。また製作に携わって欲しいなぁ。