侍戦隊シンケンジャー

やばいこれ超イイ!
その時代時代の流行をモチーフに作られるスーパー戦隊ですが、今年は戦国ブーム+漢字ブームを織り交ぜた様子の時代物。
赤が殿で、他の四人が家臣。ジイ役に水戸黄門の元格さんの人が出演。
予告で観た五人、今年はやたら美形揃いと思った中でも目を引いたブルー(テニミュの不二君の人だった)が、忠義に篤く殿を崇拝、ときたら萌えないわけには参りません。「天地人」といい個人的には今年は主従ブームv
顔可愛いのに孤高タイプの殿を始め、キャラ造形も皆かなりツボ入ってくるし、黒子がいっぱい出てきたり、殿が白馬跨ってたり、畳がくるっとひっくり返ったり(からくり屋敷なのかな)、変身前は宮司&巫女姿だったり、メタ的な時代劇エッセンス満点で細部も楽しい。
「一筆奏上!」とケータイに合体した筆(このコラボ最高)で漢字を書いて変身。そしてチャンバラ燃える!
これはくるよー。
主要キャラの苗字は志葉(しば)、池波…と歴史作家から取ってる模様。下は丈瑠(たける)、流ノ介、千明、ことは、茉子…?教えて偉い人!


ヒーロー戦隊って、安心して観れる明快な価値観の下、あらゆる『お約束』をいかに楽しく組み合わせ、またその規制の中でどうやって新しく崩しておもしろく魅せられるかという遊びを繰り返すコメディだと思ってます。エンターテインメント性を追求すれば、イケメン登用率が高くなるもの当然だよな。
勧善懲悪のカタルシスとか、派手な殺陣やアクションとか、メカニックとか、ファンが夢中になる要素は色々あるのだろうけど、私は特撮では『遊びの部分』重視。
小林靖子さんの脚本は、本当に上手いと思う。電王の人。