潜入!執事喫茶レポ

去年行こうと思った時は、二ヵ月先まで予約が埋まっていて断念した執事喫茶
完全予約制の地下の密室空間、館内撮影厳禁、予約キャンセル料二千円、となにやら縛りが多く最初は緊張しましたが、接客、紅茶、スイーツ、室内装飾、調度品、どれも洗練された本格的なもので、「お嬢様」の優雅なひと時を楽しめました。
物腰優しい端正なお兄さん揃ってたし、ありゃ人気が出ないわけがない。


池袋駅東口を出てサンシャイン通りを直進、高架下を更にまっすぐ突き進んだ巷でいう「乙女ロード」沿いにひっそりと存在する(笑)執事喫茶スワロウテイル」。   
レンガ造り風の壁に囲まれた階段を下りていくと、入り口にスーパーストレートの長めの前髪を真ん中分けした若い執事さんが立ってます。
予約していた○○です、と告げると、同じレンガ壁に囲まれた待合室に通されて、やがて、扉の前に呼ばれました。
数秒後、中から扉が開かれ、光と共に降り注ぐ「お帰りなさいませ、お嬢様」の大唱和…
緊張してた私、そのまま真正面の鏡に突進衝突しそうになりましたが(恥)回れ右したところ、奥へと通じる道が。
柔和で感じのいいおじいちゃま執事さんから、ご本人と、担当フットマンの紹介をされ、コートと荷物を渡した後、いよいよ大広間へと案内されました。
いかにも高級そうなティーセットが飾られたショーウィンドウを横切った後広がる空間は、同行者のけろちゃん曰く「帝国ホテル風」。豪奢なシャンデリア、金縁の大きな鏡の下に白い暖炉、その右に大きなクリスマスツリー、左に金色の、七番目の子ヤギが隠れたような大きな時計。
壁際のソファー席は三段にギャザーの寄せられた白いカーテンで一席ごとに区切られていて、反対側には個室が並んでました。全体的に茶系にまとめられ落ち着いた雰囲気の中、燕尾服の若者が十名近く、忙しそうに、でもあくまで優雅に行き来しています。


今日は執事はあのおじいちゃまだけで、あとの若者はフットマンと呼ばれる見習い執事なのだそうです。
さて、このフットマン達、好みはあるでしょうが、たぶんイケメンと言ってもいい整った顔立ちのお兄さんばかり。(1,2名アクセントありw)しかも、キャラ的に色んなタイプが揃っていて、見てておもしろかったです。(腐女子は妄想し放題だね。)
私たちの担当はクール系メガネ男子。丁寧でそつはないけれどぶっちゃけ愛想がない。キャラだと思えば許せますがw
燕尾服に身を包んだフットマン達、よく見ると左胸にメダルを下げています。
ヨン様似の温和系メガネ男子のフットマンに尋ねたところ、「お嬢様や大旦那様からいただいたものでございます」。
いや、大旦那様って誰?ご指名数でしょうか。銀のメダル5個で金のメダル1個になるらしい。エンゼルマークw
大人っぽいホスト風の長身フットマンがいっぱい下げてたのに対し、初々しく元気な年下癒し系フットマンがまだ0個なのにグッときました。新人ぽさがいい…実際新人なんだろうけどw


長くなってきたので以下簡単にいきますが、紅茶もスイーツ(イングリッシュ・ティーセットを注文。盛り沢山)も専門店の味でとても美味しく、食器もセンスのいいブランドもの。大事なとこが押さえてあります。
紅茶はカップが空くとその都度フットマンが注いでくれますが、フットマンを呼ぶときは小さなベルをチリンと鳴らし、終了時間(80分)の合図は「お嬢様方、お乗馬のお時間でございます」。(馬の名前はエリザベスw)
ゴスロリできていた女性もいて、なるほどな、と。私もベレー帽とか被って自己満足のプチお嬢様コスプレはしてましたがw
予算は2500円〜。主婦がしょっちゅう通える場所ではありませんが、ちゃんと値段相応の楽しい時間が過ごせました♪