お絵かき

幼児雑誌「おともだち」のお絵かきコーナーを見ながら、小万里が楽しそうに描いていたのに触発されて、珍しく三千里も鉛筆を握りました。
お手本を真似っこして描いたてんとう虫を私が「上手いじゃん!」と誉めまくると、「小万里よりうまい?」とご満悦。(2歳児相手に。苦笑)
それで調子づいたのか三千里、「おれ、クワガタも描けるよ」
出来上がりを見て、感心しちゃいました。
彼が何も見ずに描いたクワガタは、とにかく牙がでかい。まずどーんと、鋭いトゲトゲが並ぶ太い牙をかいて、次に、目。
そして、足が左右に3本ずつ。(←数字にはこだわり有り)
残ったからだが、不相応に矮小化されていて、目や牙はおろか、足にさえくっついていないのです。
「ギラファ(ギラファノコギリクワガタ)だよ」
これが彼にとっての最強のクワガタなんだなあ。
自分の印象をこれだけ忠実に形に出せるって、改めて幼児ってすごい、面白いなあ、と。


一方小万里は、丸を描いて、中にお目目を二つ描いて、髪だけふよふよ〜っと柔らかいタッチで、いっぱい線を引いてました。
「お顔描いたんだ、小万里も上手ね」と声をかけると、「おかあさんもかいて」
私が顔だけ描いた所で「あとはこまりがかく!」と割り込んできて、嬉しそうに髪だけ"ふよふよ〜"。
また私が顔を描くと、髪だけ彼女が"ふよふよ〜"。
お顔より髪が描きたかったようです。さすが髪フェチ。